たかが名前、されど名前

私鉄リレーウォークの参加申し込みをする際、名前を記入する欄があった。
思わず「え~本名を書くの~?」と口走った。「ブログと違うんだからな、本名だ。}とすかさず同行者に言われてしまった。
すっかりいろいろな自分で作った戸籍名とは違う名前を書く習慣が見についてしまっているのだ。本名は病院と銀行くらい。
違う名前を使い分けるのには、あまり深くは考えてはいないが、微妙な心理が働いているのかもしれない。
ブログでの実名とは違う名前の使用について述べているのを見つけた。なかなか面白い。
部分的に引用する。全文はリンクで読んでほしい。

2006.06.23 日本のネットはなぜかくも匿名志向が強いのか     歌田明弘の「地球村の事件簿」
誰が読むのかわからないブログや掲示板などでは、匿名が当たり前になった。とはいえ、日本の常識が世界の常識かといえば、かならずしもそうではない。
●アメリカのブログは実名が多数派、日本は匿名が9割
5月26日に発表されたインターネットコムと goo リサーチの調査によれば、ブログ作成経験者のうち実名を公開している人は6.62%に過ぎず、それ以外はみな匿名だったという。
 この調査はgooで募集した人たちが対象だから、実名でブログを書いていることが多い芸能人やライター、専門家などはほとんど含まれていないだろう。実際よりは匿名の割合が高いと思われるが、日本のブログの大半が匿名なのは確かだ。
●匿名でブログを書く理由
匿名で情報発信したい理由はよくわかる。
まず第一に、実名で書いて得になることがありそうに思えない。
 目立てば叩かれるだけで、名前を伏せて発言したほうが無難で心地いい。日本で学校生活を送っていれば、たいていの人はこうした処世術を身につける。いきなり「個性尊重」と叫ばれても、これまでの経験にもとづく判断は容易には変わらない。
また誰が読んでいるかわからないネットで実名で書けば、どんな不測の事態が起きるかわからない。
 さらに、ブログで自分の心情を書きたいということであれば、自分だとわかるのはますます恥ずかしいし困る、ということにもなってくる。
 そんなことを思いながら、ネットであれこれ検索していたら、2ちゃんねる管理人「ひろゆき」のブログ「元祖しゃちょう日記」に、「炎上せずに実名ブログをやる3つの方法」というブログ記事があるのを見つけた。「実名でブログを書くには以下の3種類のどれかに当てはまらないと難しいのかもしれません」と次のように書いている。
  ・炎上するようなことを書かない
・炎上しても実生活で困らない
・つまらないので誰も読まないから炎上しない」
 それぞれ該当するブログもあがっている。
 たとえば、「炎上しても実生活で困らないパターン」にはホリエモンのかつてのブロ「livedoor 社長日記」が取り上げられていて、「堀江さんのブログが荒れたぐらいでは今更誰も驚かない」などと、言い得て妙な寸評が書かれている。
 実際のところ、実名ブログを書いて炎上すると実生活で困る人は、どれぐらいいるのだろうか。
 炎上の仕方や、実生活とネットがどれぐらい結びついているのかによっても違うと思うが、少しぐらい炎上したからといってただちに仕事にさしつかえる人は、それほど多くはないのではないか。デメリットとメリットをバランスにかけて考えた結果、匿名にしているというよりも、何となく匿名、という人も多いように思う。
 また、「いくら反対が多くても自分は正しいことを言っている(つもりな)のだからそれでいい」ともしその人が思っていれば、おそらく炎上してもそれほど「困った」とは思わないだろう。ネットで書き続ける気はしなくなるかもしれないが、実生活で困る、というほどのものではないはずだ。
 「周りが何を言おうが正しいことを言っているんだからそれでいい」と思う度合いは、良きにつけ悪しきにつけ、アメリカ人のほうが強い。アメリカのブログに実名が多いのは、そうした心の持ちようも関係しているのではないか。
 反対に、多くの人から反発されると実生活でも居場所がないように思ってしまうのであれば、実際の被害以上にダメージは大きいことになる。
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by mamineko110 | 2006-06-25 21:41 | うだうだ