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福引であたったお鮨

ずいぶん前に書きました。あんまりしょうもないことしか書けないので、ほったらかしにしてました。
書き直すつもりでしたが、そのまま・・・
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6月27日 非日常。
めちゃめちゃ緊張して、娘が福引であてた御寿司屋さんへ行きました。
なんでもミシュランの三ツ星とか。
お食事券が期限切れ近くになって予約したので、時間はなんと5時。

こんな早い時間なのに、もう先客が二組。常連さんらしく会話が弾んでいました。
こちらの母子は緊張緊張。
まず、つまみから、ひらめの刺身。鯵の刺身。
やっぱりごはんがついてる方がよいので、おまかせで握ってもらうことにして、最初はコハダ。
あ、思い出した。つまみに、炊いたあわびの肝が出てきました。真っ黒なあれです。普段はわたしは食べませんが、これなら食べられます。「これはおいしい!」と横で言ってます。こういうのが好きな人です。
もし、ばっちいとこで暮らしてたあわびなら、こいうとこに悪いものが溜まるんだけどね・・・と思っても、口には出さず。
どういう順番で出てきたかは、もう憶えてません。
タイラ貝がおっきかったです。普通の倍くらい。この貝はひもの方が貝らしい味がします。貝殻が三角形ですごく大きいとか髪の毛みたいな毛がついてるとか、タイラ貝がどんな貝か娘に説明しながら食べました。鮨やさん経験は貧弱ですが、食材になる前の魚のことは知ってる方です。
車海老はおいしかったなぁ。開いてない蒸し海老は初めて。
「イカは嫌いなんだけど・・・」と娘が言いましたが、「多分ここのイカは違うと思うよ」と言いました。
予想どおり、あまりイカっぽくないイカで、彼女も大丈夫でした。
わたしの経験では、鮮度がすごくよいとか、高級店だったりすると、嫌いなものでも食べられるのです。それがきっかけになって、だんだん食べることができるようになったりもします。でも イカ好きには、イカらしさが足りないかも。

昔むかしのことを思い出しました。

わたしは好き嫌いがものすごく多くて、今思い出すと、何を食べて生きてたんだろうと思うくらい。
父がたまに行く小料理屋、吉兆で修行をしてきた兄弟が料理、舞妓(芸妓?)をしたたというおかあちゃんが社長。数回だけ連れて行ってもらったことがあります。そこの野菜はくせがなくて、嫌いなものでも平気でしたね~

家族でお寿司屋さんへ行って、母がメチャメチャ緊張していたことも思い出しました。家から遠いj方の公園の向こうのお寿司屋。父にその思い出を話したら、「安い鮨屋だ」と言っていましたが、母は勘定が高くならないか心配していたのです。母は今でも鮨屋のカウンターで食べるのがきらいです。緊張するらしいです。今は、加齢で食べられる量も減っていますし、お勘定の心配は大丈夫なんですが。

高級店ではネタはガラスケースに入っていないと聞きました。この店もそうです。木箱のようなものに入っていました。握り終わったら、奥にしまいに行きました。

あわびがおいしかったなぁ。今まで生のあわびの刺身を食べて、いまいち鮑は好きでない と思っていました。ここのは、蒸してあるのか煮てあるのか、生でなくて、おいしい!

醤油は塗ってあるので、最初からはつけないで、お好みでつけてもよろしいが との説明。
向こうのお客に「鮨屋はまぐろがなくちゃ まぐろがよくないと」と大将が言っていました。赤身、中トロ、大トロと三種出てきました。そのわりにはどうということもありませんでした。まぐろにだけ、醤油をつけたくなって、ちょいちょいとつけました。

いいお鮨はこうだと話に聞いていた通り、お箸でつまんでもくずれたりしないけど、口のなかでほろっとくずれます。いろいろ仕事がしてあっておいしいお寿司でした。1かんずつ出てくるし、小さめだし、たくさん食べられないわたしには頃合い。それでも、コースの途中でおなかいっぱいになって、ストップしようかと思いましたが、後からでてくるネタの顔ぶれを聞いて、続けることにしました。最後の卵焼きだけギブアップ。

食事をしてきたというより、お鮨屋さんへ観光に行ってきたような感じでした。

by mamineko110 | 2009-08-20 23:43 | 食べ物